コミック・コード(コミック論理規定委員会)/Approved By The Comics Code
謎のコードを発見してしまった。
ALFのコミックスを眺めているとほとんどのコミックに出現するなんだか意味深なエンブレム。
出版社でもないし、コミックのサブタイトルでもなさそう。さては、分かる人にしか伝わらない謎の信号を送っているのではないか?と思い、早速調べてみた。この記事が需要があるか否かはまた後で考えることとしよう。
Approved by The Comics Code 、通称:ACCとは
ひとまず、翻訳サイトに頼って直訳してみる。
ちなみにグーグルよりもおススメの翻訳ツールはこれ→Deep翻訳ツール
Approved by The Comics Code→コミックス・コードに承認されました。
…翻訳を使いやっと、その筋の協会承認マークであることを認識。(最初から察しろ、私)
どうやら、コミックス倫理規定委員会というコミックの内容を取締る協会のこと。
国民の関心に準じたルールにのっとり、犯罪・ホラー・暴力、そして性的なほのめかしを取り締まる。このコミックスは安心安全ですよとお墨付きをもらう、事実上の検閲機関だそうで。
1948年に発足、2011年に参加する出版社がなくなると同時にコードも廃止となったそうな。
日本でいうところの、書籍出版協会のようなものです。
制限を設けるのはいいけど、月日が経つにつれ禁止事項が増え自由な表現ができなくなってきちゃったんだろうと思うけど、よく考えたら60年以上続く協会。
しっかりと国民のニーズを捉えていたんだ、と感心しております。
コミックス・コードの強要性
気になってALF以外のコミックスを確認。
ハンナバーバラ系の、Gold Keyはナシ。ゴールデンブックでもお馴染みのWestern Publishingもナシ。同系列のマーベルコミックスにはコードがしっかり刻んでありました。
調べてみると、法的な強制力はなかったらしい。ただ、コミック雑誌に掲載する場合の審査基準として、このコミックス・コードが必要だったようで、要するにコードで信用を買っているような状態だったと思われます。
まとめ
今回のコミック・コード、まさかの安心安全を保障し国民の教育を守る大切なマークでした。
いわくつきの謎の信号を発信するエンブレムなんて言ってごめんなさい。
でもさ、アメリカのデザインするエンブレムってなんでもカッコよくて気になっちゃいます。このコードのグッズとかあってもおかしくないでしょ?
なんて思いついちゃって、ちょっとコラージュしてみちゃったんだ。
あれ!!意外とありちゃう??