ガンビーとは
緑色の粘土で作られた人間型ロボットが主人公のアニメ、主人公の名前も同様にガンビー。アメリカ雑貨好きであれば一度は出会ったことはあるはず、しかし名前すら知らない人が大半であると予想してるけど、そこんとこどなんしょうか?
1956年、ガンビーの記念すべきテレビデビューはNBCの子供向け番組『Howdy Doody』での放送。翌年1957年からはガンビーとして単独で放送されるようになったことからも当時の人気が伺える。
それもそのはず、ガンビーは世界初のクレイ(粘土)アニメ作品。
それまでのアニメーションといえば、フェナキストスコープやロトスコープ、他にも様々な手法があったけど、どれも2Dの複写を用いてパラパラ漫画みたいに作られたアニメーションが主流。そこに突如として現れた3Dのアニメってとっても最先端でみんなTV画面に釘付けだったに違いない!
ガンビーがデビューした1950年代は高度経済成長期だったらしい。アニメ以外にもいろんな進化があった時代なんじゃないかなぁ。人間って逆境の中で急成長する節があるから、コロナ第3波の今もまた新しいヲタク文化・サブカル文化が生まれてくれたらと心から祈るばかりです。
ロトスコープについて
ロトスコープの歴史は古くそれは1919年から使われている超アナログで原始的な方法です。
アニメーションにおける手法の1つで、実写で役者が演じた映像を元に、トレースして紙に描き写しすことで動きを作り出すちょっと手間のかかる作業。
1937年に製作されたディズニーアニメーション『白雪姫』『不思議の国のアリス』や、『スター・ウォーズ』シリーズに登場するライトセーバーの光刃にもロトスコープで作られているらしい。大変だけどアニメにリアルをプラスするにはサイコーの手法だと伺える、こーゆーえげつない熱量が感じられるの好きでしょ?
近年(2020年)のJAPANでは、アニメーション映画「音楽」でロトスコープで製作されて話題を呼んでいる。
なななんと7年かけて、しかも個人制作で。個人制作での長編アニメーション映画は業界では絶対不可能と言われていたらしいんです。ただこの岩井監督が「前例がない」って言葉が大っ嫌いで、やってやろう精神が発動。ついに2020年に完成しちゃったらしいの。
こういういい意味で狂った人大好き!ちなみに主題歌を歌っているドレスコーズ、私とってもファンなのです。それが故に、熱がこもっていて、ドウモスミマセン。このページを読んだのも何かのご縁、ドレスコーズもチェックしちゃお~
グッズ紹介
歴史が長いだけあり、いろんなグッズ出てます。
中でもこのバンダナ見たこと無かったのですかさずGETしました!クレイアニメをうまく表現しているかのような3Dプリントがガンビーらしさを際立てていてサイコー!!